煌く岐阜 バックナンバー一覧

-
2021/1/18 (月)
鯉のぼりの寒ざらし(郡上市)
城下町の冬の風物詩「鯉のぼりの寒ざらし」。鯉のぼりは、のりで色を付けない部分を描きその後に大豆の搾り汁を使った染料で色付けする、カチン染めという技法が用いられます。1年で最も寒くなる大寒の日、鯉のぼりを清流・小駄良川(こだらがわ)の冷水にさらし、職人たちが糊を落としていきます。清流にさらされた鯉のぼ...
続きを見る
-
2021/1/4 (月)
古式日本刀鍛錬打ち初め式(関市)
新春を告げる伝統の火花「古式日本刀鍛錬打ち初め式」。関鍛冶の盛業と安全を願い、鎌倉時代より続くとされる新春の恒例行事です。火床で熱した玉鋼を幾度も折り返し、叩くことで「折れず、曲がらず、よく切れる」と言われる日本刀に鍛えられます。今回は刀匠による伝統の技をご紹介します。
(再放送:2021...続きを見る
-
2020/12/21 (月)
赤カブの漬け込み作業(高山市)
飛騨伝統の冬の味覚、赤カブ漬け漬け込みは「杉樽」で行われます。うま味を作り出す乳酸菌が赤カブを発酵させるのに最適な熟成環境を作り出すからです。赤カブは、巨大な杉樽に数回に分けて投入され、そのたびに米ぬかと唐辛子を交ぜた塩が威勢よく振りかけられます。その後、3か月以上寝かされることで、飛騨の伝統の味に...
続きを見る
-
2020/12/7 (月)
飛騨国分寺の大銀杏(高山市)
黄金色に輝く飛騨国分寺の大銀杏。境内に立つ大木は高さ28メートル。奈良時代に聖武天皇によって飛騨国分寺が建てられた際に植えられたと言われており、その樹齢はおよそ1250年とされ、国の天然記念物に指定されています。また、「乳銀杏」とも呼ばれており、根元に祀られている親子地蔵を参拝するとお乳の出がよくな...
続きを見る
-
2020/11/16 (月)
郡上八幡城の紅葉(郡上市)
どっしりと佇む「郡上八幡城」明治維新により廃城となり、石垣を残して取り壊された歴史があります。現在の天守は昭和8年に、大垣城を参考に再建され日本最古の木造再建城として知られています。秋の終わりには、燃え盛る炎のような真っ赤なもみじが天守を囲み、その様は「天守炎上」と例えられます。多くの来城者がカメラ...
続きを見る
-
2020/11/2 (月)
神明神社の大杉(瑞浪市)
どっしりとそびえ立つ「神明神社の大スギ」。境内にたつこの神木は古くから街のシンボルとして親しまれてきました。県の天然記念物にも登録されており、その樹齢は1200年~1300年とも言われています。しかし、令和2年7月豪雨により倒木。今もなお、倒れたままとなっています。現在では有志の方々の尽力により、大...
続きを見る
-
2020/10/19 (月)
岐阜関ケ原古戦場記念館(関ケ原町)
雄叫びが木霊する岐阜関ケ原古戦場記念館。天下分け目の戦いとして名高い、関ケ原の合戦から420年。歴史の1ページを体験し、武将たちの思いを感じてもらいたい。そんな願いから建てられました。高さ28メートルの最上階は全面ガラス張り、かつての古戦場が一望できます。シアターでは大迫力の映像と臨場感のある演出が...
続きを見る
-
2020/10/5 (月)
ソバの花(中津川市)
畑一面に咲き誇るソバの花。中津川市坂下の椛の湖自然公園では、緩やかな斜面の水捌けのよさを利用し、およそ5ヘクタールの畑でソバの栽培が続けられてきました。毎年9月には開花に合わせ「そばの花まつり」が催され、熱気球に乗って上空から、ソバ畑を眺めることができます。花言葉は「懐かしい思い出」。白いじゅうたん...
続きを見る
-
2020/9/21 (月)
サラシナショウマ(関ケ原町)
ふわふわと、風に揺らめくサラシナショウマ。キンポウゲ科の多年草で、夏の終わりから秋の初めにかけて白い小さな花を連ねて咲かせます。その名前は、茹でた後、水にさらして食べていたことから「晒菜」、根や茎は「升麻」と呼ばれる生薬になることが由来します。花言葉は「雰囲気の良い人」その名の通り、伊吹山に訪れる登...
続きを見る
-
2020/9/7 (月)
坂折棚田(恵那市)
斜面全体に稲穂が広がる「坂折棚田」。江戸時代初期から、およそ400年の歴史があり、明治時代初期には現在の景観が作られました。名古屋城の石垣を築いた職人たちによるものとみられる石積みなどが残されていることから、棚田百選の中でも一級品とされています。地元の方々の尽力により、当時と変わらぬ美しい景観が広が...
続きを見る